〔064〕虚空蔵山 (592m)

兵庫県篠山市

2007年05月20日


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Road Map :デカンショ街道の国道372号線を篠山市へ。
Route Map:油井の登山口から山上山〜八王子山を経由して虚空蔵山へ。下山は藍本側へ。
兵庫50山の登り直しも中々捗らないが、三尾山の後は虚空蔵山に行くことにする。
虚空蔵山の縦走を終えて
  縦走中に見所が無く、道も薮気味であり、はっきり言って縦走する価値はまったく無いと思う。
虚空蔵山へは陶の郷から最短距離で登って山頂の大展望を楽しめば良いのかなと思います。
標高差:402m
麓附近には ”タニウツギ”の花が沢山咲いていた。
他にはアザミとかが咲いており華やかな道ではあった。
登山口の不鮮明差とは裏腹に林の中に入ってみるとちゃんとした登山道があり、テープのマーキングも沢山ある。 せめて登山口に何らかの表示をしてくれよと言いたい。
油井側の登山口は ”オロ峠”を越えた辺りとは判っているいるのだが見付からない。 野良仕事をしている地元のおっさんに聞いても知らないと言う。 色々探してみて、バス停の後の畦道を入っていくと登山口らしい場所を見付けた。 8時23分、一か八かでこの道を進んでみる。
くさり場を登り切ると二つの石仏が鎮座していた。
ここに ”山上山”との表示があるが、まだ登り途中であり、ここがピークではないようだ。
雑木林の中、結構、急なジグザク道を登っていくと15分程で大きな岩盤のくさり場に出た。くさりを使わなくても登れるし、右側には迂回路があるようだ。
登山道はしっかりしているが、薮が多く軽快に歩ける道ではない。 417mピークを過ぎてしばらく進むと展望の良い開けた岩場に出た。 ここまでも上り下りは多かったが、この先も小さな上り下りを繰り返して行く感じだ。
くさり場までは展望が得られなかったが、くさり場の上部からは草野の田畑と ”海見山”(519m)の展望が開けた。
展望岩から北方向を見ると西寺山、とんがり山、白髪岳、松尾山が見えた。
この山には脇道がやたら多い。その都度、どちらに行けば良いのか迷うのであるが、要所ゞには花名ラベルに書かれた手製の道標が吊るしてある。これで随分助かった。
1時間ちょっとで ”八王子山”に着くが、がっくり
する程、展望が無くピーク感もまったく無い薮山で
あった。
”八王子山”までは薮気味の道であったが、”八王子山”を過ぎる辺りからは雑木林の気持ちが良い道となる。
1時間37分にて、陶の郷から最短で登れる道の
分岐点に着く。 陶の郷までは0.8km、山頂までは0.3kmの表示有り。
”虚空蔵山”への登り途中から歩いて来た尾根を振返る。
”松尾山”はガスって山頂が隠れている。
1時間44分にて ”虚空蔵山”(596m)山頂に着く。 日曜日なのに誰も居
ない。 三田市街を挟んで ”六甲山”が見えているが遠過ぎて展望としては
イマイチ。
兵庫50山の内、印象の薄い ”虚空蔵山”であったが、
こんなに展望が良かったのかなーと少し印象が良くなる。
薮扱き道を下っていくと鉄塔に出て、巡視路を見付ける。 この道は正規の登山道と合流しており快適に歩ける道であった。
昼飯を持って来ていないので直ぐに山を下りる。
岩が多い道を下りて行くと直ぐに藍本側への分岐に
出た。 下っている途中に表示の無い分岐があり、
車を置いている油井方向に下りている様なので行っ
てみるが、後半は道が無くなり薮扱きとなる。
山頂から48分で下山を終える。 町道に出ると
”虚空蔵山登山口”の道標が寂しげに立っていた。
ここから一般道を油井に置いた車まで歩いて行く。
国道176号線の草野附近から見た縦走尾根。 真ん中奥を縦走したことになる。
JRを一駅分乗ると言う手もあったが、一般道を41分歩いて車に戻り、
3時間13分にて虚空蔵山縦走を終える。
兵庫100山』   登山道を替えて登ってみるが、変わり映えせず。 
こくぞうさん